デスクワークの人にありがちな腰痛とその対策

デスクワークが多い人は腰痛になりやすいと言われています。

デスクワークが多い方には腰痛が多いと言われていますがそれは何故でしょうか?今回はデスクワークの方に多い腰痛の原因とその対策についてお伝えしていきます。ジムや整体に行く時間がない方でも効果的に腰痛を緩和させる方法をお伝えしますのでぜひ実践して見てください。

1.デスクワークの方には何故腰痛が多いのか?

腰痛持ちの方に共通して多いのは長時間のデスクワークをしている人。これは偶然ではなく必然とも言えます。これには座るという行為が影響しています。座るということは下半身の筋肉がほとんど使われないということです。筋肉は使われないとどんどん血行が悪くなり、硬くなっていきます。そして心臓から離れれば離れるほど血液を心臓に押し戻さなくてはいけないので使われていないとどんどん硬くなっていきます。下半身が使われないことで股関節周りの柔軟性が失われ、それが最終的には腰にきます。腰はそもそもすごく可動域があるわけではないのですが腰が他の筋肉をかばってより動いてしまうことがあるので辛くなってしまうのです。

2.座りっぱなしで硬くなりやすい筋肉

座りっぱなしで硬くなりやすい筋肉は主に以下の筋肉になります。

・ハムストリング(太ももの裏)

ハムストリングの構造です。

3つの大きい筋肉で構成されています。

・臀部周り

臀部周りの筋肉です。

臀部は沢山の筋肉によって構成されています。

・腸腰筋

腰痛の原因になりやすい腸腰筋の解剖図です。

大腰筋と腸骨筋がセットで腸腰筋と呼んでいます。

この3つの筋肉が最も座りっぱなしで硬くなりやすい筋肉です。大体この3つの筋肉を緩めることで腰の辛さも緩和することができます。

3.デスクワークによる腰痛の対策法

ここではデスクワークが多い方の腰痛対策をお伝えしていきます。

3.1ストレッチをする

マッサージなどももちろん効果的ですが長い目で見て予防をしていくという点においては、ストレッチをお勧めします。広範囲で伸ばしていくことであらゆる疲れを取ることも可能です。

・ハムストリングのストレッチ法

①座った状態で片方の足を太ももの内側につけます。

②伸ばしている方の足に向かって体を倒していきます(お腹を太ももの上に乗せるようなイメージで)

ハムストリングのストレッチを行っています。

10秒×3セット行います。

・臀部周りのストレッチ法 臀部周りは筋肉が多数あるのですが大きい筋肉へのアプローチになります。

①仰向けの状態で足をクロスします。

②クロスした側の手は膝を持ち、逆側は伸ばしておきます。

骨盤回旋させて臀部を伸ばしていきます。

10秒3セット行っています。

・腸腰筋のストレッチ法

①立膝の状態で両手を膝に乗せます。

②骨盤を下に落とし引いている側のお尻を締めて胸を張ります。鼠蹊部が伸びてきます!

腸腰筋のストレッチ法になります。

10秒×3セット行っています。

以上が各ストレッチ法になります。

動画もありますのでご興味ある方はご覧ください↓

 

3.2座り方

椅子などに座る時の姿勢も重要です。坐骨(座った時に椅子に当たっている骨)で椅子を押して背骨を長くして座ります。顎が前に突き出たり、骨盤が後ろに寝てしまっているような姿勢は特にNGです。

座る時の姿勢の理想になります。

3.3マメに立つようにする

これは地味ですがかなり効果あります。ただ立つだけでなく少し歩いたり階段を上り下りするだけでも効果大です。下半身の筋肉を使ってあげることに意味があります。1時間に1回立つ用事を作ること、そして仕事が行き詰まった時には歩いたりなどして下半身の筋肉を使ってあげてください。

まとめ

デスクワークは今の時代どの職種でもやらないことはないと思います。ですがあまりにも長時間座っていることで腰が辛くなりやすいリスクがとてもあります。がっつり整体などにいかずとも自分でやれることをコツコツとやっていくことが予防と対策になりますので少しづつ歯磨きをするように習慣化していきましょう!

 

 

 

 

 

 

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