デスクワークやスマホの操作などで固くなりがちな肩甲骨周辺。ここの動きが悪くなれば、血流が悪くなり肩こりや首こりの原因になります。今回は、そんな現代人が抱える問題を解決する「肩甲骨はがし」の運動をいくつかシェアします。
1.現代人が抱える‘’肩甲骨問題’’
肩甲骨は、背中の上部にある骨で腕の上下や腕を回す、腕の動きに連動しその自由な動きを支える役割があります。ただ、普段意識しないと肩甲骨を動かす機会はあまりないので、ここの可動域が狭くなっている人が多いです。それに加え、現代人はデスクワークやパソコン作業など猫背になりやすい姿勢が長く続くので、肩甲骨の動きが悪くなりやすいです。日頃からフィットネスなど運動をしている人ならいいですが、何もしないとどんどん筋肉が硬くなり年齢とともに筋肉は衰えていきます。
肩甲骨の動きが悪くなれば、筋肉の血流が悪くなり肩こりや首こり、肥満などの原因になるので注意が必要です。そこで、今注目を浴びているのが「肩甲骨はがし」というエクササイズでどこでもでき即効性があるので老若男女問わず実践されています。ここからは、そんな肩甲骨エクササイズをいくつか紹介します。
2.肩甲骨はがしの運動
2-1.窓拭き体操
2018年にTBS系「名医のTHE太鼓判」で紹介された運動です。
1:壁に向かって立つ
2:右手を左に伸ばして、大きな円を描くように手のひらを動かす
3:逆の手も同じように行う
非常に簡単で肩甲骨ダイエットの基本的動作、さっそく始めてみましょう。
できる限り遠くの窓を拭くような感じで大きな円を描くように動かすのがポイントです。
2-2.内転・外転運動
1:床に肘をつける
2:お尻を後方に引く
3:肩を入れ込む
4:お尻を元に戻す
1〜4を繰り返してください。
肩に力を入れ過ぎずリラックスして行います。息を吐きながらゆっくり大きく動かすのを意識します。
2-3.挙上・下制運動
ペッドボトルを2つ用意します。
ペッドボトルがない場合は、持ちやすいものなら何でもOKです。
1:ペッドボトルを腰の後ろに持っていき、肘を引くように持ち上げる
2:床に向かって腕を押し込む
3:ゆっくり元の位置まで戻す
最初は少し難しいかもしれませんが、慣れたら簡単です。
動作中は呼吸に意識してゆっくり行いましょう。
2-4.手のひら運動
1:背筋を伸ばして片腕を斜め後ろに引く
2:そのままの状態で手のひらをゆっくり裏表に回転させる
とても簡単です。腕の高さや角度は好みで構いません。
まとめ
いかがでしたか?今回は、肩甲骨はがしの運動を4つ紹介しました。肩甲骨周りの筋肉は使わないとどんどん硬くなってしまいます。どれも手軽にできてすぐに効果が実感できるので、やりやすいものからぜひ始めてみましょう。では、最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。