最近のニュースでスマホ歩きで駅に転落してしまうという事故があったかと思います。スマホが普及してから便利な反面色々と事件や人の体に与える悪影響なども増えてきています。今回はそんなスマホが引き起こすスマホ首コリについてお伝えしていきます。
1.スマホ首コリとは?
スマホ首コリとは、その名の通りスマホによって首が突き出てしまうことを言います。

スマホを見ることでうつむいてしまう姿勢
本来は頚椎は若干S字を描いているのですがまっすぐになってしまうことで頭蓋骨の重みがより首や肩にかかりやすくなってしまいます。私の時はスマホは高校生の終わりくらいからでしたら今では小学生からスマホを使っていて若くしてこの傾向になっている方が多いです。小学生で肩や首が凝ると言いますね。
1.1人の頭の重さはボーリング玉ほどになる
人の頭の重さは自分の体重の約10%ほどと言われています。仮に60キロの人であれば6キロ。これを基準に考えたときに、首の角度によって首の骨にかかる負担も以下のように変わります。

首だけでなく姿勢も悪くなる
写真を見ていただけるとわかるかと思うのですがどんどん姿勢も悪くなっていますね。体はバランスを取るために腰回りを丸めたり膝を曲げることで全身うまくバランスを取っているのです。
1.2姿勢が悪くなるのはスマホのせい
姿勢改善や姿勢矯正など色々と出てきていますが、スマホにより毎回首が曲がってしまうのでは姿勢は悪くなる一方です。整体・ジム・ストレッチなど行けども辛くなる・・・勿体無いですね。姿勢が悪くなると自律神経のバランスも崩れイライラしやすくなったり寝つきが悪くなったり・・・良いことはほぼ一つもないですね。もし姿勢をよくしたいと思っている人はスマホの時間を少し減らすことからやっていきましょう。
2.スマホ首コリの対策
ここからはスマホ首コリの対策について姿勢とストレッチをお伝えしていきます。
2.1スマホ首コリ防止姿勢
スマホを見る時の姿勢ですが、

悪い姿勢

良い姿勢
悪い姿勢は目線よりだいぶ下にスマホを持っていて首が前に曲がっているのが分かります。良い姿勢の方は少しスマホの位置を上にしているのでそこまで首が曲がっていません。適度に顎が引けているのが理想です。あらゆるシチュエーションで目線よりやや下の位置にスマホを持ってくるようにするだけで首かかる負担が軽減されますのでお試しください。
2.2スマホ長時間使用後のストレッチ
仕事でスマホを使っている方も多いので長時間のスマホを使用するのは避けられない方も多いと思います。そんな方は1日の中で以下のストレッチを入れて見ましょう。ストレッチは呼吸を止めずに。呼吸が止まらなければどのような呼吸でも構いません。おすすめは鼻から吸って口から吐く呼吸です。
首の後ろのストレッチ

10秒×3セット
1 両手を頭の上にのせて背筋をまっすぐ
2 手の重みで顎を引いて首の後ろを伸ばしていきます。
応用編 胸の後ろの背骨を少し曲げて伸ばしていくと少し首の下の方が伸びてきます。
首の横のストレッチ 肩こりにも効果的!

左右 10秒×3セット
1 片方の手を頭の横に置き背筋をまっすぐにする
2 手を乗せた側の手を写真のように倒していきます。
応用編 手を乗せていない側の手を少し横に伸ばしてみてください。伸びが強くなると思います。
こちらの動画を参考にされてください。
まとめ
スマホ首コリを防ぐためには長時間の使用をやめるのも勿論ですが、スマホを使う姿勢・そして長時間使用した後のケア(ストレッチ推奨)を怠わらないことです。個人的にオススメなのはブルーライトカットのメガネも首の疲れを軽減してくれると思います。便利で毎日使うものだからこそちょっとした心がけをしてみてください。
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